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マンション経営コラム

2016.11.11

【投資検証】 純金投資~少額で始められ、ローリスクとされる純金積立は、誰にでも始められる投資なの?~

インフレや有事に強い?!純金投資の魅力って?

純金投資の魅力については、一般に次のようなことがいわれています。世界中で、純金そのものに価値が認められること。そのため、流動性・換金性が高いこと。また、かぎりある資源であることから、好不況に関わらず価値が維持され、とくにインフレやデフォルトなど経済が不安定なときや、テロや戦争などの有事に価値が上昇するという安定感と強さがあること...。こう聞くと、投資対象として純金は、とても頼もしい存在に思えますね。さらに、保有に固定資産税がかからないというメリットもあって、資産家の方などが、"経済危機に対応できる避難通貨"という位置づけで投資対象としているようです。
この金投資のなかでも、少額で始められ、またローリスクだとされるものに「純金積立」があります。「月々1,000円から」という広告をご覧になって、「純金積立」に興味をもたれた方もいるかもしれません。まずは、その仕組みを見てみましょう。



純金積立の仕組みとは

毎月一定額で、たとえば「月々1,000円から」、金を少しずつ購入する投資方法で、自動で積立できるというのが「純金積立」の仕組みです。ずいぶん、簡単そうですが、本当に誰にでも始められるものなのでしょうか? 


取扱会社が倒産すれば金は引き出せないことも?!

始める前に、知っておかなければならないことは、"ローリスクではあれ、ノーリスクではない" ということです。金の価格は、毎日変化する変動相場制。つまり株や為替と同じように、買った時の価格より相場が上がれば利益が出ますが、下がれば当然、損失を生じます。ちなみに1980年代に金は、1年間でグラムあたり1,000円以上価格が下落したこともあります。
さらに、年会費や手数料といったコストが必要になってくることも知っておく必要があります。
また、純金という実物投資だから安心とされますが、多くの取扱会社が採用している保管方法は「消費寄託」*といって、取扱会社が金を運用します。運用がうまくいけば運用益を得られますが、一方で、万一取扱会社が倒産した場合には金が引き出せなくなる可能性さえあります。

*純金の名義人は純金積立サービスを行っている会社のものです。



純金投資のデメリットと比較して「マンション経営」の魅力は...

見てきたような不安材料があるだけでなく、純金投資には、投資の性格として大きなデメリットがあります。それは、不動産投資における"家賃収入"のような"インカムゲイン"が純金投資にはないことです。
投資には、さまざまな目的がありますが、人生設計をより確かなものとするという視点で考えると、インカムゲインをコツコツと先々まで得られることが、いちばんの魅力となります。「純金積立」との比較で見ても、家賃収入を毎月稼いでくれるマンション経営は、堅実で幸せな人生にふさわしい投資といえそうです。